医療通訳の環境整備と専門職との連携

医療通訳士の業務や役割についてはあまり認知されていないところがあります。
医療通訳士が患者の家族や友人と間違われてしまったり、患者の代理や代行をする役割だと勘違いされ、患者に関わること全てを通訳士が任されてしまったり、患者に解説や説得をするよう依頼されることもあります。
これらのケースでは、倫理規定に従って自らの役割を明確に伝えることが大事です。
このような行為は医療通訳士に対しての理解の促進をするだけでなく、コミュニケーションが円滑に進むための通訳環境の整備にもつながっていきます。
コミュニケーションをスムーズにする環境づくりとは、正確性や公平性をもって通訳するために、声がよく聞こえるなどの通訳しやすい環境だけでなく患者のプライバシーが守られ、安心して話ができるなど配慮された環境であることも大事になってきます。
また、医師や看護師などの専門職についての役割も理解していなければなりません。
そのことで適切に通訳ができ、患者の相談にも適切な専門職につなげていくことが可能です。